こんにちはマキコです。
私が通っていた村の小学校は(50年前)1学年1クラスしかありませんでした。
たまたま同じ年度に生まれた子どもたちが6年間ずっと家族より長く一緒に過ごします。
クラス替えがありませんから、
クラス内でのポジションはほぼ固定化しており、
片田舎の小さな小学校で、
6月生まれの活発な女の子は、
6年間ずっと学級委員でした。
学級委員はクラスのまとめ役といわれていましたが、
今にしてみれば先生のアシスタントでした。
具体的な事は6年生の頃のことしか覚えていませんが、
例えば、運動会で踊るダンス(フォークダンスでした)当時の担任は年配の男の先生。
私にダンスの解説書を渡し「みんなに教えといてくれ」
また、学期末になると、
自習時間に別室に呼ばれ、
そろばんと帳簿のようなものを渡されて、
書かれている数字を合計するように言われたこともあります。
テストの集計でした。
先生のお手伝いをよくさせてもらって、
みんなの前に立つことが多かったので
目立つ存在だったのでしょう、
友だちのお母さんに、
うちの母が言われたそうです。
「マキちゃんはお山の大将だねぇ」
友だちのお母さんは
褒め言葉として言ってくださったようなのですが、
母は何と答えたものか、困ったそうです。
長い教員生活の中で、
一度だけ体調不良で、3日間ほど休ませてもらったことがありました。
久しぶりに学校に行きクラスに顔を出すと
「先生、こういうの(私が休んだこと)を“鬼の霍乱-おにのかくらん-”っていうんやろ」
ムムム…正しい。
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